宇宙に築く大規模空間構造の実際(東京会場)

日時

 平成27年7月13日(月) 13:00〜17:30(受付12:30〜)

 (※講演前後及び中休憩に企業展示も行っていますので是非ご覧ください。)

 

会場

 工学院大学 高層棟3F アーバンテックホール

 〒163-8677 東京都新宿区西新宿1丁目24番2号 アクセスマップ

 

講演テーマと講師

1
 風と熱を味方につける柔軟展開構造大気圏突入飛行体
 鈴木宏二郎(東京大学)
 大気は地球と宇宙の間に広がる唯一の窓であり,そこを避けて通ることはできない。しかし,大気圏突入は風圧,熱,ともに宇宙飛行では最も厳しい環境を構造体に与える場でもある。展開式の傘のような大型膜構造を空気ブレーキとして使えば,宇宙船はフワリと減速し,火の玉状態になる心配もなくなるであろう。本講演では,柔軟構造エアロシェルのアイデアを紹介し,これまで行ってきた飛行実証試験と,将来の展望について述べる。
2
 宇宙太陽光発電システム用大型構造物の自動組立技術の研究
 上土井大助(JAXA研究開発部門)
 宇宙太陽光発電システム(SSPS)は,宇宙空間で太陽光エネルギーをマイクロ波またはレーザーに変換して地球に伝送し,電力として利用するシステムであり,エネルギー,気候変動,環境等の人類が直面する地球規模課題の解決の可能性を秘めている。これまでに世界で様々なSSPSが提案されているが,どれも数100m〜数kmの大型宇宙構造物を必要とする。本講演では,大型宇宙構造物の自動組立技術の研究概要について紹介する。
3
 宇宙構造物の開発 今こそ温故知新
 渡辺和樹(ウェルリサーチ)
 宇宙構造物は,信頼性,低コスト化,軽量化を維持しながら,常に新しい機能と高性能化を目指して実現してきた。しかし機能も性能もその当時利用できた材料や技術に制限され,画期的で素晴らしいアイデアも実現を諦めたこともある。昨今,材料や技術は信頼性も含め加速的な発展を遂げており,当時のアイデアを今の材料や技術を前提として見直してみることで,高性能化や新たな宇宙構造物の創出へとつながる可能性がある。
4
 科学衛星における宇宙構造物の課題と成果
 石村康生(JAXA宇宙科学研究所)
  科学衛星における宇宙構造物について,特に,高精度大型電波天文衛星と現在開発中のX線天文衛星(ASTRO-H)の紹介を行う。前者は10メートルクラスのケーブルメッシュアンテナを有し,後者は軌道上で12メートルを超える焦点距離を有するX線望遠鏡を有する。軌道上での固有振動数が1Hzをきるようなこれらの柔軟大型構造物の高精度化における技術課題を特に試験検証の観点からまとめる。
5
 大型展開膜構造物の宇宙での実現
 宮崎康行(日本大学)
 大型宇宙構造物を実現するには軽量性・高収納性を追求する必要があり,膜構造物は最も有望な構造様式である。しかし,重力のような変形後形状を誘導する外力がほとんどない宇宙では,地上の膜構造では無視できるものが無視できなくなる。また,宇宙での膜の展開・形状維持は全て自律的,あるいは遠隔操作にて行う必要がある。本講演では,そうした宇宙特有の条件のもとで大型の膜構造物を実現する方法について解説する。

 

参加費

 一般 9,000円,学生 3,000円

 参加費はセミナー当日に現金でお支払いください。引き換えに参加証と領収書をお渡しします。

 

パンフレット

 宇宙に築く大規模空間構造の実際(東京会場)パンフレット(PDF形式 439KB)

 

 

 ご不明点などございましたら,こちらまでご連絡下さい。

[後援団体]

岡部株式会社

株式会社 小川テック

協立工業株式会社

黒沢建設株式会社

株式会社 建研

株式会社 構造計画研究所

神鋼鋼線工業株式会社

新日鉄住金エンジニアリング株式会社

総合資格学院

大成建設株式会社

太陽工業株式会社

株式会社 竹中工務店

中興化成工業株式会社

帝人株式会社

ニチアス株式会社

日本テントシート工業組合連合会

フクビ化学工業株式会社

前田工繊株式会社

マグ・イゾベール株式会社

(五十音順・敬称略)

 

[協賛団体]

一般社団法人 日本機械学会

公益財団法人 日本建築家協会

一般社団法人 日本建築学会

一般社団法人 日本建築構造技術者協会

一般社団法人 日本航空宇宙学会

一般社団法人 日本免震構造協会

(五十音順・敬称略)

*本セミナーは参加証がJSCA建築構造士登録更新評価点の代わりとなります。JSCA建築構造士の方は更新時まで保管してください。

 

[助成団体]

公益財団法人 大林財団

公益財団法人 能村膜構造技術振興財団

(五十音順・敬称略)