大規模集客施設と積雪被害(大阪会場)

日時

 平成27年5月29日(金) 13:00〜17:00(受付12:30〜)

 (※講演前後及び中休憩に企業展示も行っていますので是非ご覧ください。)

 

会場

 大阪市立大学梅田サテライト 大阪駅前第2ビル6F 文化交流センター

 〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-600 アクセスマップ

 

講演テーマと講師

1
 最近の積雪被害の概要
 細澤 治(大成建設)
 最近異常気象によるといわれている集中豪雨,猛暑,竜巻,そして大雪が度々発生している。特に大雪は日本だけでなく,世界各地で毎年その場所を変えながら発生している。年間降雪量および積雪深は減少傾向にあるものの,積雪深の極値は増加しているともいわれており,交通機関の乱れならびに高速道路の閉鎖とともに,多くの建物も被害を被っているのが実状である。本講演では実際に生じた建物被害の概要を具体的に示し,その考えられる原因について報告する。
2
 積雪荷重の考え方
 高橋 徹(千葉大学)
 地球温暖化が国際問題化して早20年,雪荷重など過去の遺物となるのかと思いきや,最近5年ほどは毎年のように日本国内で大型構造物の倒壊被害が発生している。本講演では,日本における近年の自然災害発生の傾向を概観した上で,最近の雪害の特徴を整理して紹介すると共に,建物の存在期間内に発生し得る積雪の深さと重さの評価方法,屋根雪の評価の際に重要な屋根の形状や周りの建物の影響,さらには吹き溜まりや雪庇,巻き垂れ,沈降圧など雪特有の問題についても解説する。
3
 大屋根構造と座屈
 加藤史郎(豊橋技術科学大学名誉教授)
 大屋根構造は,内部に柱がなくても大スパン空間が実現できる構造である。この構造は重力の支配を大きく受けるので,自重や積雪荷重に適切に形態を設定し安全性を確保することが肝要となる。特に,座屈に対する設計が大きな課題となる。IASSのWG8(国際シェル空間構造学会WG8)等の座屈設計に関する研究成果,特に,ドーム,円筒,ブレース補剛格子,HP形状のラチスシェル,近年増加しつつある自由曲面ラチスシェルの座屈荷重の計算法や設計法の基本的な考えを紹介する。
4
 大屋根構造に可能な積雪対策
 川口健一(東京大学)
 世界的な気候変動は,降雪の分布にも影響を与えている。一方,構造解析手法の発達により,設計用積雪荷重に対して経済設計された大規模集客施設も多く存在する。欧州では2004年, 2006年の豪雪で大規模集客施設の倒壊が多数発生し,多くの人々の命が犠牲になっている。2014年2月の関東地方の豪雪で人的被害が少なかったことは,まさに幸運というべきであり,このチャンスに打つべき手を打っておく必要がある。大規模施設内の人々の命を積雪災害から護るには,今,何をしておくべきであろうか。

 

参加費

 一般 9,000円,学生 3,000円

 参加費はセミナー当日に現金でお支払いください。引き換えに参加証と領収書をお渡しします。

 

パンフレット

 大規模集客施設と積雪被害(大阪会場)パンフレット(PDF形式 471KB)

 

 

 ご不明点などございましたら,こちらまでご連絡下さい。

 

[後援団体]

岡部株式会社

株式会社 小川テック

協立工業株式会社

黒沢建設株式会社

株式会社 建研

株式会社 構造計画研究所

神鋼鋼線工業株式会社

新日鉄住金エンジニアリング株式会社

総合資格学院

大成建設株式会社

太陽工業株式会社

株式会社 竹中工務店

中興化成工業株式会社

帝人株式会社

ニチアス株式会社

日本テントシート工業組合連合会

フクビ化学工業株式会社

前田工繊株式会社

マグ・イゾベール株式会社

(五十音順・敬称略)

 

[協賛団体]

一般社団法人 日本機械学会

公益財団法人 日本建築家協会

一般社団法人 日本建築学会

一般社団法人 日本建築構造技術者協会

一般社団法人 日本航空宇宙学会

一般社団法人 日本免震構造協会

(五十音順・敬称略)

*本セミナーは参加証がJSCA建築構造士登録更新評価点の代わりとなります。JSCA建築構造士の方は更新時まで保管してください。

 

[助成団体]

公益財団法人 大林財団

公益財団法人 能村膜構造技術振興財団

(五十音順・敬称略)