入選者の発表 ”若者のためのデザイン・コンペ”

 このたび,IASS構造デザインコンペの入選作品として,以下の5作品を選出いたしましまたので,お知らせいたします.
 コンペは世界45ヶ国以上から284名の登録,57作品の応募がなされ,非常にハイレベルな作品が提出されました.審査は2段階形式で行い,予備審査(第1段階)では各審査員が個別に,全ての提案作品について多角的に採点をおこないました.予備審査の結果を踏まえ、上位作品について最終審査(第2段階)では,全員が一堂に会し(海外審査員はWeb会議システム),多方面から協議を行ったうえで,最終的に以下の5作品を選出いたしました.
 各入選作品の入選者には、IASS2016の会期中(9月27日午前:東京大学伊藤国際ホール)の表彰式において入選作品に関するプレゼンテーションを行う予定です.


- 入選作品 その1 -
Mr. Lukas Ingold (ETH Zurich, Chair of Structural Design)
Mr. Pierluigi D‘Acunto (ETH Zurich, Chair of Structural Design)
Mr. Patrick Ole Ohlbrock (ETH Zurich, Chair of Structural Design)


- 入選作品 その2 -
横須賀 洋平 氏 (鹿児島大学)


- 入選作品 その3 -
竹中工務店大阪本店設計部 TAMA-SUDAREチーム


- 入選作品 その4 -
Mr. Mauricio Loyola Vergara (Princeton University)
Mr. Alexander Antoni Niewiarowski (Princeton University)


- 入選作品 その5 -
増渕 基 氏 (フリーランス)
福本 遼 氏 (YAMAHIRO, plus+bauplanung GmbH)
Mr. Andrey Bachevskiy (フリーランス)


(* エントリー順 *)


若者のためのデザイン・コンペ 


1. 開催目的

 2020年の東京オリンピック開催が決まり、新国立競技場のコンペが2度も行われましたが、2回とも参加条件が厳しく限られたシニアの設計者しか参加できないものでした。しかし、新国立競技場の本当の出資者であり利用者は次世代を担う若者です。若者の意見を聞くことなく旧競技場が撤去され、シニア主導で新競技場のコンペが2度も行われた状況は、まさに現代日本の問題点を象徴するような出来事であったともいえます。
 そのため、IASS2016組織委員会では、新国立競技場の設計提案を21世紀の空間構造の提案の場としてとらえ、実施設計コンペとは全く独立に、21世紀の空間構造の設計者となる若者から、新国立競技場のための新しい空間構造のアイディアを募るデザイン競技を開催します。IASSのテーマに沿い、本コンペは構造計画(屋根構造、スタンド構造など)を重視した国際コンペとします。応募資格は40歳未満。優秀賞入選者には、IASS2016にてプレゼンテーションを行う機会も設ける予定です。多数の応募をお待ちしています。

 IASSはトロハが設立したシェルや軽量立体構造、大規模集客施設、構造形態やその技術に関する世界最大の重要な国際会議であり、ネルビィやフライオットー等も会員として名を連ねています。本年2016年9月26-30日に、15年ぶりに日本(東京)で開催されます。IASS2016は、「21世紀の空間構造」を会議のテーマとしています。
(IASS: International Association for Shell and Spatial Structures)


2. 主催

 IASS2016組織委員会


3. 計画地

 東京都新宿区霞ヶ丘10番1号周辺地域


4. 募集内容および審査基準

 IASS2016組織委員会では、新国立競技場の設計提案を21世紀の空間構造の提案の場としてとらえ、21世紀の空間構造にふさわしい日本の新国立競技場のスタジアムの構造計画(屋根構造、スタンド構造など)を募ります。新しいアイディアと同時に、構造的な健全性(自重、風、雪や地震に対してどのように抵抗するか)についての明快な説明をつけてください(詳細な計算などは必要ありません)。主な審査基準は以下の通りです:

  1. a. 21世紀の空間構造を提案すること:次世代の空間構造にふさわしい革新的かつ斬新な構造計画をデザインしてください。
  2. b. 構造計画の健全性:固定荷重・積載荷重・積雪荷重・風荷重・地震荷重などに対して、設計物が十分な健全性を有していることを示してください。ただし、詳細な構造計算までは必要ありません。


5. 使用言語

 英語


6. 応募資格

 2016年12月31日時点で39歳以下であることが条件です。個人でもグループでも応募可としますが、グループ全員が上記の年齢制限を充たす必要があります。応募は1人、1作品までとします。
応募者は事前登録が必要です(詳細は項目10.を確認のこと)。また応募によって、応募者は項目12.に記載した著作権ポリシーに同意したものとみなします。


7. 提出図書

 使用言語は英語とします。構造計画、コンセプトが分かる図面と資料をA2の紙片面印刷2枚にまとめたものと、その電子データをDVD等に書き込んだものを同梱して、項目13.に記載してある住所へ郵送してください。

  1. 図面および資料では、提案する構造計画ならびにコンセプトを詳細に示してください。登録番号のみを2枚のA2ポスターそれぞれに印刷し、それ以外の個人が特定できるようなあらゆる情報(名前・サインなど)は印刷しないでください。

 ポスターの電子データは、PDFならびにラスターデータ(bmp、jpeg、tiff、あるいはgif)の2種類のフォーマットでDVD等に書き込み、ポスターに同梱して項目13.に記載してある住所へ郵送してください。使用言語は英語とします。万が一、郵送が困難な場合は、電子データのみをインターネット経由で送付しても構いません。この場合、組織委員会でポスターを印刷しますが、その印刷の仕上がりを確認することはできません。


 組織委員会では、すべての参加者を項目10.で付与する登録番号で管理しています。そのため、登録番号が記載されたカバーレターを(グループで応募する場合は全員分)、必ず添付してください。


8. スケジュール

登録締切 2016年4月15日(延長)
応募締切 2016年5月15日(延長)
審査結果発表 2016年7月上旬予定
IASS 2016, Tokyo 2016年9月26-30日


9. 審査委員会、選考方法、賞、および参加費

  1. a. 審査委員会
    1. 大森博司 (審査委員長:名古屋大学名誉教授) 
    2. 内藤廣 (建築家,東京大学名誉教授) 
    3. Knut Stockhusen (sbp) 
    4. 川口健一 (東京大学,IASS2016組織委員長) 
    5. William Baker (SOM) 
  2. b. 選考方法
    1. 審査委員による厳正な審査と投票により、優秀賞を複数選定します。

  3. c. 優秀賞入選者のメリット
    1. IASS2016の会期中(9月26-30日:東京大学伊藤国際ホール)の表彰式において、賞状及び副賞(1件当たり100,000円+旅費補助100,000円)を授与します。優秀賞入選者は、IASS2016に参加し入選作品に関するプレゼンテーションを行います。

  4. d. 参加費
    1. 無料


10. 応募登録

 登録ご希望の方は、“年齢が確認できるIDカードのコピー”を添えて、下記情報を(u40@iass2016.jp)までお送りください:

  1. 1. First and/or Middle name:
  2. 2. Family name:
  3. 3. Gender (Male or Female):
  4. 4. Nationality
  5. 5. Place of residence
  6. 6. Date of birth (must be under 40):
  7. 7. University, company, institute or office:
  8. 8. Position:
  9. 9. Postal code:
  10. 10. Address:
  11. 11. Phone:
  12. 12. FAX (voluntary):
  13. 13. Email:

 グループで応募する予定であっても、各個人ごとに登録番号を発行するため、必ず全員分の情報をお送りください。登録が完了し次第、登録番号をお伝えするメールを返信いたします。


11. 応募締切

応募締切は2016年4月30日(必着)です。


12. 著作権ポリシーならびに提出図書の取り扱い

 提案デザインの知的所有権は応募者が有します。ただし、応募によって参加者は、IASS2016組織委員会が提案デザインをウェブページや印刷物等で配布・告知することに同意したものとみなします。いかなるときでもIASS2016組織委員会が提案デザインを公開する場合は、提案者の氏名を明示します。また、提出図書は返却いたしません。


13. 連絡先

〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1
東京大学生産技術研究所 本間裕大研究室

E-mail : u40@iass2016.jp


14. スタジアムの要求スペック

計画地
添付ファイルを参照のこと (PDF data, DXF data)
スタンド

68000人以上の収容人数を確保すること

屋根

すべての観戦スタンドが屋根で覆われていること

フィールド

1. スタジアムは、国際規格を満たす9レーンの周回及び直線路を備えた400メートルトラックならびにフィールドを有すること

2. スタジアムは、天然芝を有するサッカー国際Aマッチの開催が可能な80m×110mのフィールドを有すること

3. 天然芝を維持するための屋根と日照条件を考慮すること

その他の諸室・設備等

その他の諸室・設備等については審査要件として考慮しない


[後援学協会]

日本建築学会

日本建築構造技術者協会

日本鋼構造協会

日本膜構造協会

日本免震構造協会

Korean Association for Spatial
Structures (KASS)


[後援企業等]

旭硝子株式会社

株式会社 梓設計

株式会社 飯島建築事務所

オイレス工業株式会社

株式会社 大本組

岡部株式会社

鹿島建設株式会社

金箱構造設計事務所

協立工業株式会社

株式会社 構造計画研究所

株式会社 構造計画プラス・ワン

株式会社 佐々木睦朗構造計画研究所

株式会社 佐藤型鋼製作所

清水建設株式会社

株式会社 昭和設計

神鋼鋼線工業株式会社

新日鉄住金エンジニアリング株式会社

総合資格学院

大成建設株式会社

太陽工業株式会社

中興化成工業株式会社

株式会社 竹中工務店

株式会社 巴コーポレーション

ニチアス株式会社

株式会社 日建設計

株式会社 日本設計

日本テントシート工業組合連合会

日本膜構造協会

フクビ化学工業株式会社/リフォジュール株式会社

前田建設工業株式会社 構造設計部

マグ・イゾベール株式会社

株式会社 山下設計

Jiangsu Dongge Stainless Steel
Ware Co.,Ltd

(五十音順・敬称略)


[助成団体]

公益財団法人 大林財団

公益財団法人 東京観光財団

公益財団法人 能村膜構造技術振興財団

公益財団法人 前田記念工学振興財団

(五十音順・敬称略)